2024年3月8日(金)衝撃のニュースが入りました。
「Drスランプアラレちゃん」、「ドラゴンボール」などの超有名作で知られる漫画家鳥山明先生が3月1日に急逝したとドラゴンボール公式Xで発表されました。ご冥福をお祈りいたします。
鳥山明先生は、漫画以外にもゲームにも携わっており、「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザインや、「クロノトリガー」作品にも関わっていました。
さらに、「ドラクエ」シリーズ最新作「ドラクエ12」は現在制作中ですが、鳥山明先生ももちろん携わっており、「ドラクエ」シリーズの今後はどうなってしまうのか、「ドラクエ12」は発売されるのか等、「ドラクエ」の未来について書いていきたいと思います。
約40年間にわたりキャラクターのイラストを担当
1986年に「ドラゴンクエスト1」が発売され、以降日本のRPG界を牽引している「ドラクエ」シリーズですが、その初代のシリーズからキャラクターデザインを担当していたのが、鳥山明先生でした。
「ドラクエ」のキャラクターといえば「スライム」と想像する人も少なくないと思います。
この「スライム」のデザインももちろん鳥山明先生によるデザインになります。
目と口しかないのに、キャラクターとしての表情を感じることができるシリーズ人気キャラになります。
目と口のバランスが素晴らしく、子供のころから真似をしてスライムを書いていましたが、少しでもバランスがおかしいとスライムではなくなってしまいます。
このキャラクター達を約40年間描き続けてきてくれたおかげで私たちユーザーはドラクエシリーズを楽しむことができていたのです。
2年前にはすぎやまこういちさんも・・・
「ドラクエ」シリーズを語るうえで欠かせないのが、BGMだと思います。
「ドラクエ」シリーズには楽曲が500曲以上使われていたそうです。
そのすべてを作成していたのが、すぎやまこういち先生でした。
すぎやま先生は、2021年9月に亡くなっており、制作中だった「ドラクエ12」の楽曲が最後のお仕事だったことが伝えられています。
誰もがドラクエのBGMといえば思い出のある楽曲があると思います。
筆者も小さいころからドラクエのBGMに慣れ親しんでおり、ドラクエのBGMがかかると「よし!冒険にでるか!」という気持ちに自然となります。
「ドラクエ」シリーズはキャラクターデザインを鳥山明、楽曲をすぎやまこういち、シナリオ、ゲームデザインを堀井雄二が制作し、この3人が各役割で力を発揮してこそのドラクエでした。
「ドラクエ12」の完成を前に中心人物の鳥山明先生、すぎやまこういち先生が亡くなってしまいましたが、「ドラクエ12」は制作を継続することが発表されています。
シリーズファンとしては偉大なお二人が作り出した「ドラクエ12」がプレイできるのをただただ待ちたいと思います。
堀井さんだけでドラクエシリーズは継続されるのか?
「ドラクエ12」は制作継続されると発表されましたが、約40年間シリーズファンを楽しませてくれた「ドラクエ」シリーズは今後どうなってしまうのでしょうか。
ネットを中心に、「ドラクエ」シリーズは「ドラクエ12」を最後に終了してしまうのではないかといわれています。
筆者の願望は、「ドラクエ12」でナンバリングを終了させて、それ以降は新しい体制で「ドラクエ」シリーズを継続させてほしいと思います。
もちろん堀井雄二さんがお元気なうちはシナリオ、デザインは担当してもらい、キャラクターデザイン、音楽は新たな体制で、また新しい「ドラクエ」シリーズが制作されることを期待しています。
鳥山明、すぎやまこういち、堀井雄二の3人で作り出されるのがドラクエだという声もあると思います。
ですが、もはや日本の文化にまでなっている「ドラクエ」シリーズが制作され続けているということが私はうれしく思うような気がします。
まとめ
2年前に制作が発表された「ドラクエ12」ですが、完成を前に鳥山明先生、すぎやまこういち先生が亡くなってしまいました。
最新作を早くプレイしたい気持ちはありますが、まずは残されたスタッフの方々でお二人の気持ちを引き継いだ「ドラクエ」シリーズの集大成の作品を待ちたいと思います。
ドラクエシリーズ生みの親である3人のうちのお2人が亡くなってしまい、残すは堀井雄二さんだけとなり、ドラクエシリーズの存続がどうなってしまうのかと考えてしまいます。
ですが、今までに生み出された作品は残り続けるので、シリーズファンとしては今ある作品を存分に楽しみながら「ドラクエ12」の発売を楽しみに待ち、その後の「ドラクエ」シリーズの運命がどういう結果であろうと、受け入れたいと思います。
間違いなく日本のRPG界を引っ張ってきた「ドラクエ」シリーズ。
鳥山明先生の功績を讃えて、今日も我々はゲームを楽しみたいと思います。
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